コロナ禍の影響で2020年から休止しておりましたが、2023年7月22日(土)に開催されました。じつに3年ぶり80回目の開催となりました。コロナ禍の影響も落ち着きを見せまして、今後はまた定期開催をしていければと考えています。

今回のレポートは、メンターの1人であります星野邦敏が書いています。

第80回CoderDojoさいたま(2023年7月22日(土)開催)の様子

コロナ禍以前と同様に、会場は大宮駅東口徒歩1分にあります「貸会議室6F(ロクエフ)」(さいたま市大宮区宮町1-5 銀座ビル6階)で開催されました。

このWebサイトの上記メニューバーから諸々の説明はしていますが、改めまして、「CoderDojo」は2011年、アイルランドで始まり、自発的にプログラミングをやりたいと思っている小中学生を対象にした無料のプログラミングクラブです。
統一されたカリキュラムはなく、代わりにアドバイスを求められたときに一緒に考えたり、子ども同士で作品を発表し合う機会を設けるなど、参加者の作りたいものを後押しするのが特徴となります。
有志により日本国内でも200以上の地域で開催されており、「CoderDojoさいたま」は埼玉県さいたま市を拠点にして、2014年(平成26年)から運営しています。

久しぶりの開催となりました第80回は、「ニンジャ」と呼ばれる小中学生の参加者が9人、「メンター」と呼ばれるニンジャをサポートする大人が16人、参加しました。

まずは設営準備です。初めて参加するメンターも居ますので、それぞれの自己紹介や役割などを確認します。また、プログラミングの書籍も多数置きます。

受付も準備完了!

CoderDojoの説明をする岡嶋さん。コロナ後の久しぶりの開催ということもありまして、改めての確認となります。

初めに、先輩ニンジャやメンターが作った作品を紹介しました。場が温めまったところで、それぞれの活動スタートです!

メンターがサポートする中で、それぞれ自分の作品を作っていきます。

最後に、それぞれの作品を発表します。他の子たちに自分の作品を共有することもとても良い機会になると見ていて感じます。

ニンジャが解散した後、メンターが集まって振り返りをしました。

2014年からほぼ毎月開催していた「CoderDojoさいたま」ですが、コロナ禍で約3年の休止となり、また再開できて、とても嬉しいです。初期の頃に小学生や中学生でニンジャとして参加していた子も、今は大学生や高専学生となって、メンター側として関わってくれている子もいます。
写真の青山くんも、当時は小学生ニンジャでしたが、その後、孫正義財団や柳井正財団や文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」などに入り、高校の頃に海外留学もしつつ、IPA未踏プロジェクトに参加しつつ、東京大学に合格した半年後に、コロンビア大学にも合格して、現在はアメリカのニューヨークに住んで大学生をしているそうです。たまたま日本に帰国中だったので、メンター側として参加してくれました。その他にも高専学生としてロボット開発に関わっている子など、当時の小学生中学生ニンジャはそれぞれ活躍していそうな様子を見聞きしまして、CoderDojoさいたま第1回目から関わっている私としては月日の流れを感じました。(なお、私星野もコロナ禍で子どもが生まれまして、初めて子どもを連れて参加しました!)

久しぶりの開催でしたが、多くの方々にご参加いただきまして、ありがとうございました!

次回の開催は、8月26日(土)14時~16時となります。またWebサイトで告知しますので、ぜひご参加ください!