新年、あけましておめでとうございます!メンターのウチウミです。
12/24(月)に開催されました第63回のレポートを報告させていただきます。

今回は年末&クリスマスイブということで、特別企画として「クリスマスをテーマとした発表会」として開催させていただきました。
また、今回は普段はニンジャたちのサポートを務めている、メンター陣も発表させていただきました。

最初は発表者でじゃんけんをして、順番決め。

そしてトップバッターは、本人からの申し出により、メンターの穂刈(ほかり)さん。
参加者を歓迎する動く看板とクリスマスメッセージボード、


microbitという小さなコンピュータ2台を使った、無線で通信を送りあうデモ、


その他、microbitを使って自作の小型ロボットをリモコンで動かすデモ等、盛りだくさん!


普段のゲームとはちょっと違う、パソコン以外で動くプログラムの違った可能性を見て、ニンジャ達も刺激を受けたのではないでしょうか?

そして次はこのCoderDojoさいたまの主催者の一人、岡嶋さん。
最初はScratchで作られた物語かと思いきや…。


途中からの本物のドローン(Telloという機種だそうです。)がストーリーに合わせて動き出すという、驚きのデモでした。


このドローンもScratchを使って操作されており、その場で説明を兼ねて、Scratchのプログラムを書いて動かして見せてくれました。

次はメンターの伊藤さんによる、Amazon Echo(アレクサ)に命令すると、Scratchで書かれたサンタが動き出すデモ。

伊藤さんが「アレクサ、クリスマスツリーを出して」などと呼びかけると、本当に画面上にクリスマスツリーが現れました!


岡嶋さんのデモのプログラムと組み合わせれば、声でドローンを操作することも実現できそうですね!

そして、次はニンジャによるネコが主人公のロールプレイングゲームの発表。


内容は、「よその星のクリスマスを体験する」というもの。
ストーリーに合わせてよく作りこまれたマップが次々と切り替わって表示されており、そのマップの実現方法についても解説いただきました。

次のニンジャは、ネコが主人公の、クリスマスプレゼントを手に入れるアクションゲーム。

プレゼントの取得方法がユニークで、なんと「サンタさんにクリスマスツリーを投げつけて落ちてきたプレゼントをゲット!」というもの。


最初は予定通り動かないトラブルがありましたが、無事その場でデバック(※プログラムを修正すること)してデモができました。

そして次のニンジャは、ストーリーに応じて次々と画面が切り替わってミニゲームを楽しめる、にぎやかなゲームの発表。


トラブルが発生してしまい、デモは思い通りにいかなかったようですが、たくさんのキャラクターと画面、そしてScratchのスクリプトと、よく頑張って仕上げてきてくれたのが良くわかりました。

そして、おやつ休憩をはさんで、、

次は、ジュニアメンターのみずきくんによる、「JavaScriptとCanvasによる、ブラウザ上で動作するゲーム」の発表です。


この「JavaScript」というのは、みんなが普段インターネットを見ている時にブラウザ上で大活躍しているプログラミング言語でして、Scratchと違ってタブレットやスマホのブラウザでも動作しますし、またScratchよりも高速に動作する上、やれることも遥かに多いです。
ただその分、Scratchよりも難易度は高く、時間をかけて勉強しないとなかなか使いこなせるようにはなりません。


みずきくんはJavaScriptの経験はあまりなかったそうですが、きっとScratch等をしっかりやってきたお陰で基礎ができていたのでしょう。きちんと動くゲームに仕上げてきてくれました。

そして次は、今回唯一の女性ニンジャによる、「ネコのサンタがお家の煙突にプレゼントを投げ入れるゲーム」の発表。(実は、これを書いているウチウミの娘です ^^)

ネコのサンタやお家はマウスで書かれており、かわいい雰囲気の画面でしたが、、

いざゲームが始まってみると、お家が高速で左右に動き出すという大胆なアイデアに皆ビックリ!


確かにゲーム性は高まりましたが、お家の中が大変なことになってないか、気になります。。

 

次のニンジャは、「ボールを打って雪をGetするゲーム」の発表。


ボールを打つときに力をためる時間に応じて強さを調節できたり、プログラムで左右の縮尺を変えることで雪が回転しているかのような効果が実現されていたり、また一人でも二人の対戦でも遊べるようになっていたり、随所に工夫が感じられるゲームでした。

そして次は、メンターのしおんさんによる、「Scratchによる、オンラインで対戦できるゲーム」の発表。


こちらはインターネットを介しているので、場所を問わず世界中の人と一緒に遊ぶことができます。


発表中は不具合に遭遇してしまいましたが、ニンジャ達にScratchの新たな可能性を見せてくれるデモでした。

そして最後のトリを飾るのは、メンターの永岡さんとその娘さんによる、「ScratchによるVR(Virtual Reality)の実現」というデモ。


Virtual Realityというのは、現実の世界とCGを組み合わせて、あたかも本当にそこに架空のものがあるかのように見せる技術です。
これを活用したものとしてはポケモンGoが有名ですが、最近はテレビでもよくつかわれていたり、また体験ができる機会も増えているので、ゲームをしない方でもご存知の方が多いのではないでしょうか。
永岡さんのデモでは、会場内に存在していないクリスマスツリーが、地面から生えてきて徐々に成長していく様子をiPadで観察できるようになっており、近未来的な世界を見せていただきました!

今回の発表では、ニンジャ達は日頃の道場での鍛錬の成果を存分に発揮し、力作をそろえてきてくれました。
またメンターたちの発表では、VR、IoT、AI、オンラインゲーム、JavaScriptなど、ニンジャ達が今以上にプログラミングを楽しめるような次の世界をご提示いただけました。

発表頂いた皆様、本当にありがとうございました。
自分は今回はただ見てただけでしたが、そのうち皆さんにも面白いものをお見せできればな、と思います。

次回は1月14日(月)の成人の日に、15:00~17:00の開催です。
それでは皆様、良いお年を!